

こちらは、長辺なんと143ミリという、歴代最大クラスの巨大歯化石です。化石セブンの社史を振り返っても、ここまでのサイズに到達する標本は数えるほどしかありません。
カルカロドントサウルスは、約1億年前の北アフリカに生息した、史上最大級の肉食恐竜。本標本は、その名に恥じない圧巻のボリュームで、世界的に見ても滅多にお目にかかれない逸品です。

カルカロドントサウルスの歯化石といえば、扁平でナイフのような形状が特徴ですが、この標本はまさに“模範的なフォーム”。幅広さと鋭さを兼ね備えた、美しい教科書的形態を示しています。
歯の縁部(カリナ)には鋸歯(セレーション)がびっしりと並び、1億年という時を経てもなお、驚くほどの鋭さを保っています。

モロッコ産の標本は、傷みが激しいことも少なくありませんが、こちらの標本はまさに別格。ご覧のように、歯冠部の表面にはエナメル質がしっかりと保存されており、美麗なブラウンを呈しています。
歯化石における歯冠と歯根の違いはコラム「歯根と歯冠とは? 恐竜の歯を学ぼう」でご確認ください。

いやはや、それにしてもデカい……。このクラスの“カルクの巨大歯”は、今日では本当に希少です。
10数年前はまだいくつか流通していましたが、多くはコレクターのもとへ渡り、市場から姿を消してしまいました。一度ヘビーコレクターの手に渡れば、末永く愛蔵されるのが普通で、市場に戻ってくることはほとんどありません。
こうした水準の巨大歯は、常にあるものではなく、まさに“一期一会”と呼ぶべき存在です。

やや色の異なる部分は歯根です。歯茎の中に埋まっていた部分で、破損しやすく残存するケースは多くありません。巨大歯において歯根が残るのは、特に希少性が高い要素のひとつです。

史上最大級の獣脚類といえば、カルカロドントサウルスの他に、同時期のスピノサウルス、北米のティラノサウルス、アジアのタルボサウルス、南米のギガノトサウルスなどが挙げられます。
それぞれ歯の形状は大きく異なりますが、カルカロドントサウルスの歯は、南米のギガノトサウルスに近い扁平で幅広い形態を持ちます。刃先は鋭く、セレーションが発達しており、獲物を切り裂くために進化した特徴がよく現れています。

まるで巨大なナイフのような迫力ですが、これで“たった1本”の歯。こんな歯が上下の顎にずらりと並んでいたと想像すると、当時の捕食者としての恐ろしさが際立ちます。こちら重量にして113グラムあり、手にずっしりと重みが感じられます。

扁平な歯冠とは対照的に、歯根は驚くほど分厚く、なんと約113ミリ。巨大歯としての重厚感を強く感じさせる、圧倒的な太さです。手に取ると、写真以上に伝わる“質量感”に圧倒されることでしょう。

繰り返します、写真下側に沿って、なんと約143ミリ!長い弊社の歴史のなかでも、トップクラスの巨大歯です。

100円硬貨との比較です。砲弾のごときサイズ感を誇る、カルカロドントサウルスの歯化石です。しかも、保存状態も良好……という信じがたい逸品。末永くご愛蔵いただける「われこそは」というコレクターの方との出会いを、心よりお待ちしております。

北アフリカの湿地帯を闊歩する、カルカロドントサウルスの雄姿(想像復元図)。




価格:
商品ID:di1767
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Erfoud, Morocco
サイズ:ロングカーブ計測14.3cm 周長11.3cm 113g
商品説明:これは間違いなく社史に残る1本! 歴代トップクラスの巨大歯化石
カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus saharicus)“メガサイズ標本”
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