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オールナチュラル&歯根付き!これはまさにミラクル! 博物館級・カマラサウルス・グランディス(Camarasaurus grandis)の歯根付き歯化石/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


恐竜コレクターの皆様、必見のベリーレアなアイテムをご紹介します。こちらは、北米に生息していたジュラ紀の大型草食恐竜(竜脚類)、カマラサウルスの歯化石です。

竜脚類は、恐竜の中でも最も大型のグループで、カマラサウルスは成長すると体長15メートル以上、体重は少なくとも20トンに達したと考えられています。現生最大の陸生動物であるゾウが、まるで子どものように見えるほどの巨体を誇っていました。

こちらの歯化石のポイントは二つ……歯根付きであること、そしてナチュラルであること。特に注目すべきは、やはり「歯根が残っている」点でしょう。歯根付きのカマラサウルスの歯化石は、18年の社史で初登場です。

歯根とは、写真で見える下部の円筒形の部分を指します。その上にある、やや広がった黒褐色で皺模様のある部分が「歯冠(しかん)」です。歯冠は歯茎の上に露出していた部分、歯根は歯茎の下で顎と接していた部分になります。カマラサウルスに限らず、恐竜の歯化石で歯根まで残る例は非常に稀で、本品は極めて希少なコレクターズアイテムです。


そして、繰り返し強調しておきたいのが、その保存状態です。かつて取り扱ったどのカマラサウルス標本をも凌ぐ、圧倒的な精緻さと美しさを保った、まさに極上のコンディション。

歯冠部を覆うエナメル質の輝きと質感は、まさに驚愕の一言です。これほどの保存度を示す個体には、滅多に出会うことがありません。


カマラサウルスの歯化石は、教科書などでよくスプーン(へら)状に例えられます。実物を見てもまさにそのとおりで、歯根は柄(え)の部分、歯冠は掬(すく)う部分のように見えます。

このようなスプーン状の歯が顎に均等に並び、硬く繊維質なジュラ紀の植物をすり潰すように噛み砕いていたと考えられています。

同じ竜脚類のディプロドクス類の歯化石と比べると、より頑丈でパワフルな印象を受けます。実際、カマラサウルスの頭部はディプロドクス類と比べると非常に頑丈で四角く、それにふさわしい歯と言えるでしょう。


歯冠部を再度クローズアップで撮影しました。写真では伝えきれないかもしれませんが、実物の保存状態はまさに圧巻です。

画像では捉えきれないほどの、ミリ単位以下の微細な模様や凹凸が広がっています。これは、ナチュラル標本だからこそ味わえるディテールです。


恐竜の歯化石を収集されている方なら、歯根付きの標本がどれほど希少かはよくご存じでしょう。カマラサウルスに限らず、化石として発見される恐竜の歯のほとんどは、歯冠部のみです。これには、いくつかの明確な理由があります。

1. 生きている間に「歯冠だけが抜ける」構造だった

恐竜の歯は哺乳類と異なり、生涯のうちに何度も入れ替わる仕組み(デンタルバッテリー)をもっていました。古い歯は自然に抜け落ち、新しい歯がその位置に生えてきます。つまり、生きているうちから「歯冠だけが脱落する」構造になっていたのです。このように自然に抜け落ちた歯を「脱落歯(shed tooth)」と呼びます。

この段階ですでに、歯根のない歯のほうが多く存在していたことがわかります。

2. 歯の素材の違い

次に、歯を構成する素材に注目してみましょう。歯冠は「エナメル質」という非常に硬い層で覆われていますが、歯根は「象牙質」や「セメント質」といった、より柔らかく脆い素材でできています。

エナメル質は酸や摩耗に強く、保存性が極めて高い一方、歯根は分解や摩耗に弱いため、時間の経過とともに失われやすいのです。

仮に当初は歯根が残っていたとしても、化石化の過程では硬いエナメル質だけが優先的に残る傾向があります。この点からも、歯冠だけが残る理由が理解できます。

3. 死後の自然作用による選別

恐竜の死後、歯は長い時間をかけて自然の力を受けます。地表や川底で転がり、ぶつかり、やがて地中で圧力を受け、地下水やミネラルによって化学的な影響を受けます。この過程で、脆い歯根は折損・溶解して失われやすく、対して硬い歯冠は比較的そのままの形で残るのです。

こうした生理的な特徴、素材の違い、地質学的要因などが重なり、歯冠だけが残った歯化石が圧倒的多数を占めるのは、自然の力学から見て必然的な結果なのです。

コラム「歯根と歯冠とは? 恐竜の歯を学ぼう」にもまとめていますので、ぜひご覧ください。


踏まえますと、こうした歯根がダメージを受けることなく、自然な状態で保存されているというのは、決して大げさではなく、まさに「奇跡的」といっても過言ではありません。

では、どうすればこのような奇跡的な歯化石が生まれるのでしょうか。
たとえば、次のような特殊な環境条件がそろったときが考えられます。

1.遺骸となった直後に、泥や火山灰などによって急速に埋没した
2.酸素が少なく、酸化や分解がほとんど起こらなかった
3.その後も地層が安定し、再移動や圧壊が生じなかった

このような条件が完璧にそろうことは、ほんの一握りの個体にしか起こりえません。したがって、こうした“パーフェクトな標本”は、幸運に次ぐ幸運が重なって生まれた、「奇跡」の産物なのです。


根本から撮影しました。ここは、顎と接していた部分です。

先ほど、哺乳類(たとえば人間)の永久歯は一生ものであるのに対し、恐竜の歯は比較的抜けやすく、何度も入れ替わるというお話をしました。この違いは、歯と顎の接合の仕方にあります。

人間の歯は、歯根膜(しこんまく)というクッションのような組織によって、顎の骨のくぼみに吊り下げるように固定されています。この膜のおかげで、噛む力をやわらげ、衝撃を吸収できます。人間の歯がなかなか抜け落ちない理由の一つは、この構造によるものです。

一方、現生の多くの爬虫類では、歯が顎の骨と直接癒着して固定されています。つまり、クッション構造をもたない“がっちり固定型”です。

では、恐竜はどうだったのでしょうか。

実は恐竜も人間と同じく、歯根膜を備えていたと考えられています。この構造により、噛む際の力を柔軟に逃がすことができたのです。

さらに恐竜は、歯を繰り返し入れ替える「デンタルバッテリー」機構ももっていました。つまり、恐竜の歯は「哺乳類のようにしなやかで、爬虫類のように再生力がある」という、まさに良いとこどりの仕組みをもっていたのです(ただしすべての恐竜がデンタルバッテリー構造を持っていたのではありません。主に草食恐竜に見られる特徴)。

恐竜は遠い過去の生物ですが、歯の構造は、私たちが想像する以上に洗練されていたのかもしれません。


長い方の辺にそって約7センチあります。


100円硬貨との比較です。

「奇跡的」という言葉は安っぽく響くため、これまで安易には使わないようにしてきました。しかし、この歯化石に関しては、まさにその言葉がふさわしい……“ミラクル”です。

この価値を真に感じ取っていただけるコレクターの方に、ぜひお迎えいただきたいと願っています。


ジュラ紀の森林を歩くカマラサウルスの親子。

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価格

商品ID:di1742

時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)

産地:Morrison Formation,Wyoming,U.S.A.

サイズ:本体カーブ計測7cm

商品説明:オールナチュラル&歯根付き!これはまさにミラクル!
博物館級・カマラサウルス・グランディス(Camarasaurus grandis)の歯根付き歯化石

この商品は売却済みです。

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