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左眼の複眼は戦慄の保存状態!頭鞍部や特徴的な体節など見どころ満載──極めて上質なペディノパリオプス(Pedinopariops)/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、モロッコ・デボン紀層から採集された、目のさめるような保存状態を維持した三葉虫、ペディノパリオプスです。


極上というほかない、凄まじい保存状態の複眼。レンズ一つ一つが完璧にクリーニングされており、市場を見渡しても滅多にお目にかかれないレベルです。


いかがでしょう、この鳥肌ものの迫力。過去の取扱品の中でも、明らかにトップクラスの複眼保存状態です。


小さく収束した尾部が印象的で、非常に高い柔軟性を感じさせます。ファコプス類の多くは体を丸める習性を持ち、その特徴が本個体にもよく表れています。


尾部を後方から撮影しました。ペディノパリオプスは全身に無数の小突起が見られる種類で、遠目では控えめながら、クローズアップすると一転、全身が精緻な突起で覆われていることが分かります。天敵から身を守るための戦略だったのでしょう。デボン紀は「魚の時代」と呼ばれ、ダンクルオステウスをはじめとする強靭な顎を持つ板皮類が繁栄していた時代。三葉虫にとっても、生存競争は厳しいものだったはずです。

海の生物史につきましてはコラム「およそ5億年にわたる海の生物の歴史をCGで振り返る」をご覧ください。


右側の複眼は、左側に比べると、ラフな状態です。


やや遠目で撮影しました。均整が取れていて、非常に美しい個体です。頭鞍部には無数の凹凸が見られ、クリーニング技術の高さが際立っています。本個体は、モロッコ専門工房のベテラン・プリパーレーターによる仕上げの一級標本です。


母岩の厚みも十分。安定性もあります。


左眼の複眼と頭鞍部の精緻な保存状態を意識して撮影してみました。この仕上がり、言葉も出ませんね。


裏面です。かなり高さのある母岩ですが、底部が十分フラットにカットされていますので、平置き時の安定感は十分です。


背周り計測で約7センチほどあります。ペディノパリオプスとしては平均的か、やや大きいサイズです。


100円硬貨との比較です。圧巻の左の複眼をはじめとして、頭鞍部や特徴的な体節など、見どころ満載の、極めて上質なペディノパリオプスです。

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価格

商品ID:tr1376

時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)

産地:Jebel Mrakib, Morocco 

サイズ:本体カーブ計測7cm 母岩含め全体7.2cm×6.6cm×高4.4.cm

商品説明:左眼の複眼は戦慄の保存状態!頭鞍部や特徴的な体節など見どころ満載──極めて上質なペディノパリオプス(Pedinopariops)

この商品は売却済みです。

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