生きた化石「シーラカンス」の出現年代が改定か!?

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 カテゴリ:化石ニュース 作者:

先日のニュースで、あの「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスの出現した年代について

新たな事実がわかりました。

 

スピノサウルスに食べられるシーラカンス

 

これまで推定されていたよりも、シーラカンスは1700万年ほど昔に遡った、

約4億年前には出現していたことが明らかになりました。

 

これは、中国雲南省で約1センチのシーラカンスの頭骨の化石を分析した結果わかったものです。

この頭骨化石は約4億年前(デボン紀初期)の地層から見つかったそうで。。。

 

 

これまで最古とされていたものはドイツにある約3億8000万年前の地層から見つかっています。

ですが、今回の発見によってシーラカンスの出現年代が改定されそうです。

 

 

そしてみつかった種は、現代のシーラカンスと同様の形をしているようですから、

およそ4億年間という長い間、形を変えずに生き続けていることもわかったのです。

すごすぎます!

 

シーラカンスは、古生代のデボン紀に出現し、白亜紀にほとんの種が絶滅しています。

肉鰭類(にくきるい)とよばれる魚です。

肉鰭類とは、聞きなれないですが、読んで字のごとく、「肉のヒレをもつ魚」という意味です。

 

 

肉鰭類の仲間には、やはり生きた化石とよばれる「肺魚(はいぎょ)」がいます。

現在、肺魚は世界にたったの6種しか存在していません。

 

 

ちなみに、シーラカンスは新生代の地層から発見されなかったために、

研究者の間では、長らく絶滅したと思われていました。

 

 

シーラカンスが現代にも生きていると分かったのは、1938年、南アフリカ共和国で

生きたシーラカンスが発見されてからです。

 

 

「シーラカンス」というのは、シーラカンス目に属する魚類の属称なんですね。

ですから、1種類をさすのではなく、実はいろいろな科が含まれます。

 

最も有名なのは、ラティメリア(Latimeriidae)と呼ばれるシーラカンスです。

なぜ有名なのか?

 

 

それは、1938年に見つかったシーラカンスの種類がこのラティメリアだからです。

当時、発見したラティマーという人物の名前をとって、ラティメリアと名付けられました。

大きさは2mを超えるものもいるそうですので、かなり大きな魚ですね。

 

 

恐竜はおよそ1億8000万年、あの三葉虫でさえ、3億年を生き抜いた生物です。

それにくらべ、シーラカンスは4億年!

これほど長い時間を生き抜く生物というのはそうそういません。

 

シーラカンスの生態を研究することによって、地球上に種を残す体の仕組み等

さまざまなことがより解明していくのでしょうね。