こちらは三葉虫史上にポツンと浮いた存在、ペロノプシス(Peronopsis)です。
三葉虫といえば、生物のなかでごく早い時期に”眼”を獲得したことで知られています。三葉虫にとって眼は象徴的な部位と言えるでしょう。ペロノプシスはその眼を持たない、Eye-lessな三葉虫なのです。
ペロノプシスはカンブリア紀の地層からのみ採集される珍しい三葉虫で、他のどの三葉虫とも似ていません。
目を持たないことに加えて、その特異なフォルム。ブーツのような形をしているのが特徴です。ブールそのもの、あるいはブーツの足跡、あるいはブローチなどに例えられます。
100円玉との比較。ペロノプシスは非常に小さいことでも知られています。こちらの個体は大きい方でもわずか6ミリという小ささです。
価格:
商品ID:tr724
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ:本体0.6cm 母岩含め全体6.4cm×4.6cm×厚0.5cm
商品説明:他とは一線を画した三葉虫、ぺロノプシス(Peronopsis sp.)。展示スタンド付き。
この商品は売却済みです。
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