こちらはオルドビス紀を代表する三葉虫、ロシア産のアサフス・レピドゥルス(Asaphus lepidurus)です。非常によくまとまった教科書的な個体です。
レピドゥルスはやや幅広で飛び出した目が特徴です。この個体はその特徴がよく現れています。
コワレフスキーのように長い目ではないものの、レピドゥルスの目ははっきりと飛び出ています。
体節のクリーニングも申し分なし。完璧でしょう。
こちらのサイドも甲乙つけがたい、見事なクリーニングが施されています。
どの角度から見ても隙きのない、完成された標本です。
レピドゥルスの尾板の中央には横線がありますが、よく保存されています。
この標本は真上から見たとき最も美しく見えます。つまり全体のバランスが抜群なんですね。
左右対称で、模式標本のような個体です。
アサフス属のなかでも人気が高いレピドゥルス。ヘビーコレクターの厳しい目線にさらされても、鑑賞に耐えるどころか、感嘆の声があがるような綺麗な標本ではないでしょうか。
母岩の底面は平らにカットされています。こちらの面を下にして安定して展示が可能です。
100円玉との比較。パーフェクトと断言できる見事なアサフス・レピドゥルスです。
価格:
商品ID:tr719
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Putilovo Quarry, St. Petersburg, Russia
サイズ:本体カーブ計測7cm 母岩含め全体6.8cm×5.3cm×高2.4cm
商品説明:パーフェクトと断言できる見事なアサフス・レピドゥルス(Asaphus lepidurus)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる