こちらは、モロッコ産の三葉虫メタカンティナです。複眼の保存状態よし。
反対側の複眼もレンズが残されています。複眼とは節足動物でよく見られる眼の構造です。複数の小さな眼が集まって一つの眼を作っています。現世のトンボの眼が複眼の代表例です。
現世の昆虫の複眼には幅広い波長の光が見えていると考えられています。三葉虫にしか見えなかった世界があったのかもしれません。
頭部から左右に伸びる大きなトゲが特徴的です。
腹部から尾板にかけての体節がきれいに残されています。
フリルが伸びている点も特徴的です。
メタカンティナはこちらの個体のように少しエンロール(体を丸めた状態)気味の標本が多い。
100円玉との比較。メタカンティナの典型的な特徴を備えた個体です。
価格:
商品ID:tr603
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Alnif, Morocco
サイズ:本体カーブ計測6.1cm / 母岩含め全体 幅10.2cm×奥行5.2cm×高5.4cm
商品説明:典型的な三葉虫メタカンティナ(Metacanthina sp.)
この商品は売却済みです。
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