こちらは古い時代の三葉虫、パラドキシデスの部分化石です。部分化石と言っても、80%以上残された、素晴らしいものです。
パラドキシデスは、古生代カンブリア紀の海に棲息していた生物です。三葉虫の長い歴史のなかでも初期の種類として知られています。頭部や体節から後方に大きく伸びるトゲが最大の特徴。こちらの個体でもその特徴は十分に見て取れます。
上から見ると、平面的だった標本も、こちらから見ると、中央の突起がかなり立体的であることが分かります。古型の三葉虫は比較的平板状です。
長い頬棘が残されています。
また、パラドキシデスは体節の数が多い特徴があります。
やや左側に曲がっています。母岩が圧縮を受けており、本体もそれに応じて曲がったものと思われます。
パラドキシデスは最も初期型の三葉虫グループの一つ、レドリキア目に属します。
本体直線計測7.5cm。
母岩の厚みは4cm近くあります。
底面はほぼ平らです。全体重量660gほどあるため、置くだけで十分に安定します。
こちらは目です。平板状で上を向いています。底部に張り付くように潜み、上方を監視していたのでしょう。
100円玉との比較。初期型の三葉虫、パラドキシデスの部分化石です。ナチュラルな産状をお好みの方にぴったりのアイテムです。
価格:
商品ID:tr575
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Guadalajara, Spain
サイズ:本体直線距離7.5cm 母岩含め全体11.3cm×10.3cm×3.8cm 660g
商品説明:ナチュラルな産状。最も初期の三葉虫の一つ、レア種、パラドキシデスの部分化石
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