こちらはモロッコ産の三葉虫、カリメネです。一部、母岩が付着している状態です。このまま展示しても良いですし、さらにクリーニングを進めても面白いかもしれません。市販のリューター等で削ることができます。
カリメネは古生代オルドビス紀からシルル紀にかけて世界中で繁栄した三葉虫の一つで、地域によって異なるサイズ、形状が見られます。モロッコのオルドビス紀の地層から採集されるカリメネは比較的大型で、大きな芋虫のようなフォルムをしていることで知られています。
裏面です。ほぼフラットになっていますので、安定して平置きできます。
太い体節が連なった背中。カリメネは体を丸めることができたと考えられています。三葉虫は現世のエビやシャコのように背中は硬い殻で覆われていましたが、腹は軟体部が露出していたとも言われています。それゆえ、身を守る際には背中を丸め弱い腹部を守ったとも言われています。ただ、モロッコ産のカリメネはこのような背を伸ばした個体が多い傾向にあります。
カーブ計測で10センチを超えるサイズがあります。
100円玉との比較。モロッコのオルドビス紀の地層より採集された三葉虫、カリメネの化石です。
価格:
商品ID:tr1263
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体カーブ計測10.6cm
商品説明:カーブ計測10センチ超え!モロッコのオルドビス紀の地層より採集された三葉虫、カリメネ(Calymene)の化石
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