こちらはカンブリア紀中期の地層から発見されたロンコセファルス・フォルス(Lonchocephalus pholus)です。ロンコセファルスの仲間は、ユタ州ミラード郡のウィークス層から採集される小さな三葉虫です。ミラード郡は、あのエルラシア・キンギが採集される地域として有名です。
広く知られたエルラシア・キンギと比べると、ロンコセファルスはほとんど知られていません。属が発見されたのは19世紀中であり、化石史の中でも初期ではありますが、数が少なく、その存在は非常に希少です。
ご覧のように非常に小さな三葉虫で、わずか6ミリほどです。
ロンコセファルスは極めて初期の三葉虫であり、その形態は原始的です。平板状の体躯に占める頭鞍部の割合は非常に大きく、体節の数も多くなく、平坦な印象を与えます。
エルラシア・キンギと比較してもなお、原始的な印象を受けます。
尾部は非常に小さく、締まっています。こちらの個体は全形がよく保存されており、各部の特徴が保存されています。
本体に対して母岩は充分、大きいです。
体の半分を占める特徴的な頬棘も左右ともに残されています。
母岩の厚みは約14ミリほどあります。
母岩、左右47ミリ、本体は6ミリほどです。
100円玉との比較。米国ユタ州ミラード郡ウィーラー層から発見された、非常に珍しい小型三葉虫、ロンコセファルス・フォルスです。
価格:
商品ID:tr1255
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Weeks Formation, Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ:本体直線計測0.6cm 母岩含め全体4.7cm×3.6cm×厚1.4cm
商品説明:ベリーレア!米国ユタ州ミラード郡ウィーラー層から発見された、非常に珍しい小型三葉虫、ロンコセファルス・フォルス(Lonchocephalus pholus)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる