こちらはモロッコ東南部、ザゴラのFezouata層から採集された小型の三葉虫、エウロマ(Euloma sp.)の完全な個体です。
エウロマはご覧の通り、シンプルな形をした古い三葉虫です。群集で見つかることもありますが、こちらの標本は母岩のほぼ中央に整然と鎮座しています。
エウロマはオルドビス紀前期に生息していた三葉虫です。これは三葉虫の歴史の中でもかなり初期のものであり、原始的な特徴を残しています。平たい体を持ち、折り曲げられていないシンプルなポーズをしており、頭部に対して非常に小さな尾板を持っています。
本体に比べて母岩が大きく、安定して展示できます。
平板と言っても、体軸の中央や頭鞍部には膨らみがあります。また、左右の一対の頬棘はツバのように頭鞍部を包み込んでいます。
裏面は丁寧に平らにカットされています。
十分な厚みがあります。
本体24ミリ。エウロマは平均して、このくらいのサイズです。比較的小型の三葉虫と言えるでしょう。
100円玉との比較。このように付属のスタンドを使って、こちらに向けて展示することもできます。もちろん平置きでも安定します。
価格:
商品ID:tr1241
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Fezouata Formation, Zagora, Morocco
サイズ:直線距離2.4cm 母岩含め全体5.7cm×5.5cm×厚2cm
商品説明:レア!モロッコ産のオルドビス紀前期の小型三葉虫、エウロマ(Euloma sp.)の完全個体
この商品は売却済みです。
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