こちらは古生代デボン紀の巨大三葉虫、ドロトプス・メガロマニクスです。種小名が表すように、メガサイズの体躯を持つファコプス目に属する三葉虫です。
本体カーブ計測138ミリ!手のひらと比べても驚くべき大きさ。
三葉虫は海底を這うように棲息していた海棲生物です。現世には似たような生物は存在しませんが、古生代には海の主役といってよいほど繁栄し、その種類は数千種類以上に達していたとされています。
非常に大きな丸い頭部が特徴です。
大きな眼も特徴の一つ。多数のレンズが集積し一つの眼を形造っていました。いわゆる複眼です。
複眼は素早く動き物体を捕らえるのに適していると言われています。現世の多くの昆虫が複眼を有しています。自身が速く動く、あるいは素早く動く獲物をとらえるのに適していると考えられます。
三葉虫は生物史のごく初期に視力を獲得した生物として知られています。この眼でいったい何を見ていたのでしょうか。
ほぼ左右対称の美しい標本です。
裏面から撮影。
大きな母岩の上にドスンと鎮座しています。いかにもメガロマニクスらしい迫力あり!
18センチの母岩に13センチを超える立派なメガロマニクスが鎮座しています。
100円玉との比較。デボン紀の巨大三葉虫、ドロトプス・メガロマニクスの堂々たる個体です。
価格:
商品ID:tr1197
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体カーブ計測13.8cm 母岩含め全体18.3cm×11.9cm×高8.4cm
商品説明:立派、上質!古生代デボン紀の巨大三葉虫、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の堂々たる個体
この商品は売却済みです。
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