こちらはイギリス(ウェールズ)産のオルドビス紀の地層より採集された三葉虫、オジジヌス・コーンデンシス(Ogyginus corndensis)です。三葉虫のヘビーコレクターにもあまり知られていないレア属です。
しかも、ネガポジ両方、揃っています。こちらの写真はネガ、つまり凹んでいる側です。生物の遺骸から発生られるアンモニアと海水に含まれる炭酸カルシウムとが反応し、周辺に集まり固化します。遺骸を360度包むように化石化しノジュールを形成します。
ノジュールを上手に割ることができると、このように生物の外側と内側がくっくりと二片に分かれます。本体が膨らんでいる側(写真左)をポジティブサイド、凹んでいる側(写真右)をネガティブサイドと言います。
表面の小さな凸凹までしっかりと保存されています。オジジヌス・コーンデンシスは楕円形の平たい三葉虫で、体節に柔軟性はほとんどないと見られ、まさに葉っぱのような形をしています。
このように二片はぴったりと合わさります。
本体最長部計測で27ミリ。嬉しいネガポジ化石です。
価格:
商品ID:tr1085
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Gilwern Hill, Builth Wells,Powys, U.K.
サイズ:本体直線計測2.7cm 母岩含め全体(ネガポジ合わせて)5.7cm×3.7cm×高2.1cm
商品説明:二片一組、珍しいイギリス(ウェールズ)産の三葉虫、オギギヌス・コーンデンシス(Ogyginus corndensis)のネガポジ化石
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