ブラジル産の魚化石。ノジュールに包まれた良形標本です。
手前と奥で一対。合わせるとぴったりドッキングします。
これがドッキングした姿。写真手前の割れ目から開くと上の写真のようになります。
ニシン科の古代魚でしょうか。この時代には、すでに現世と同じ構造の魚が遊泳していました。モササウルスなどの海棲爬虫類が食物連鎖に頂点に君臨する一方、硬骨魚類が繁栄し、鮫などの軟骨魚類もすでに存在していました。鮫は1億5千年前より姿をほとんど変えることなく、現世にいたる「生きた化石」と言われています。サメは海の恐ろしい生き物としてイメージが定着していますが、他の魚類にはない様々な特殊機能を持っています。本標本は1億年以上前の化石であり、現世の魚とそれほど変わりないことから、海の生物の深化の歴史の深遠さを感じることができます。
このヒレ部分などは圧巻の保存状態でしょう。
尾部。
胸びれ、背びれ、腹びれ、尻びれ、尾びれ、どれもしっかりと確認できますね。
頭部。
ここはおそらくえらの部分。
古代からのタイムカプセルのようなノジュール。開けてびっくり玉手箱です。
古代の海が詰まったノジュール化石です。古代魚(の化石)がいる生活はいかがでしょうか。
価格:
商品ID:ot639
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Brazil
サイズ:本体直線距離22cm 母岩含25cm×13cm×10cm 4655g
商品説明:ブラジル産古代魚の化石。白亜紀の海が詰まっています!
4.6キロオーバーサイズの標本です。
この商品は売却済みです。
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