こちらは白亜紀後期に棲息していた海棲大型爬虫類、モササウルスの歯化石です。最初に、オランダのマース川で化石が発見されたため、その名がつけられました。
モササウルスは種類によりますが、成長すると体長が10メートルを超えたとされています。当時、彼らは最大かつ最強の存在であり、食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。大きな体に加えて、それに見合った大きなパドルと太い尾を持ち、比較的上手に泳ぐことができました。大きな頭部には鋭い歯が並び、非常に強力な咬合力を持っていました。
主に、魚、アンモナイトなどを積極的に捕食したと考えられています。また時には同じモササウルスや首長竜なども捕食したという説が有力です。
歯の表面の硬い組織であるエナメル質の保存状態は上々で、なめらかな光沢が保存されています。
ぜひルーペなどを通じて御覧ください。細かなパターンがいまだしっかりと保存されていることが分かります。
ナチュラルな歯化石ならではの自然なパターンです。
断面を撮影しました。モササウルスの歯化石の断面はご覧のように楕円形で非常に太いです。この形状は、獲物を切るのはもちろん、噛み潰すことにも適していたことを示しています。なんと周長8センチもあります。
ロングカーブ計測45ミリ。
100円玉との比較。白亜紀後期の海の王者、モササウルスの太い歯化石です。
価格:
商品ID:ot3690
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:カーブ計測4.5cm 周長8cm
商品説明:極太&ナチュラル!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石
この商品は売却済みです。
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