こちらはミャンマー産の希少な琥珀、バーマイトです。旧国名のビルマにちなんで名付けられました。ビルマイトと呼ばれることもあります。こちらの個体はやや透明度が低いのですが、中央に、めったに見られないほど大きな昆虫を内包しています。これまで多くのバーマイトを扱ってきましたが、これほど大きな昆虫を内包した標本は本当に珍しいです。
後方からライトを当てて撮影しました。体全体はもちろん、足のトゲも保存されています。琥珀内部は酸化や風化から守られる傾向があるため、通常では考えられないほど精細な保存状態を保った標本が存在します。これが琥珀が「古代からのタイムカプセル」と呼ばれる所以です。
全体的に透明度が低いため、ぜひ後方よりライトをあてて御覧ください。肉眼でも十分にその姿を捉えることができます。
コオロギのような昆虫でしょうか。足のトゲなど細部に至るまで見事な保存状態を保っています。
ライトを当てずに見ると、このようにぼんやりと見えます。
ライトをあてると、その姿が徐々に明らかになってきます。
バーマイトは以前、それほど古い琥珀とは考えられていませんでした。しかし、近年ロンドン自然史博物館の研究により、内包物の一部が白亜紀にしか見られないものであることが判明し、非常に古い恐竜時代の琥珀であることが明らかになりました。
左右18ミリ。虫だけでも1センチ近くあります。
100円玉との比較。1センチ近い非常に大きな昆虫を内包したミャンマー産の琥珀、バーマイトです。
価格:
商品ID:ot3687
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:1.8cm×1.7cm×厚0.7cm
商品説明:希少!1センチ近い特大の昆虫を内包したミャンマー産の琥珀、バーマイト(Burmite)
この商品は売却済みです。
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