こちらは古生代デボン紀の頭足類、オルソセラスの化石です。頭足類とは、文字通り、頭部から多数の足(腕)が生えている海洋生物の一種です。こちらのオルソセラスをはじめ、ゴニアタイト、オウムガイ、アンモナイトなどが頭足類に属します。また、現世のタコやイカも頭足類です。オルソセラスはまっすぐの殻を持つことから「直角貝」と呼ばれます。
オルソセラスは肉食性で、魚や他の海洋生物を捕食していたと考えられています。現世のイカやタコと同じような食性だったと考えられています。
裏面は平らにカットされており平置きが可能です。
こちらの標本はモロッコ産ですが、オルソセラスの仲間は世界中から発見されることを考えると、当時の海中では代表的な生物の一つだったと考えられます。
オルソセラスの化石は殻の一部に限られます。一般に軟体部は化石として残りません。
左右59ミリ。
100円玉との比較。古生代デボン紀の海に棲息していた頭足類、直角貝ことオルソセラスの化石です。
価格:
商品ID:ot3681
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体直線距離5.9cm 母岩含め全体9cm×3.5cm×厚1.5cm
商品説明:古生代デボン紀の海に棲息していた頭足類、直角貝ことオルソセラス(Orthoceras)の化石
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