こちらはモロッコの白亜紀の地層から発見された、古代のウニ、トクサスター(Toxaster)です。
トクサスターの仲間は比較的厚みがあり、明瞭な歩帯を確認できます。五放射相称と呼ばれる、棘皮動物に特徴的な形が見られますね。
溝になっている部分が歩帯で、この部分から細い触手のような脚が出てきて、移動することができたと考えられています。
裏面です。
ウニといえば、多数の棘で覆われた姿を思い浮かべるかもしれません。棘は化石としては残らず、このように骨格だけが残されます。トクサスターが現世のウニと同じようにトゲを持っていたのかは、今となっては不明なのです。
左右48ミリほどあります。
100円玉との比較。白亜紀のウニ、トクサスターです。明瞭な歩帯にご注目ください。
価格:
商品ID:ot3671
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:4.8cm×4.5cm×厚2.7cm
商品説明:特徴的な深い溝を持つ歩帯にご注目!モロッコの白亜紀の地層から採集されたウニ、トクサスター(Toxaster Peroni)の化石
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