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これぞ化石セブンクオリティ！横幅、厚み、重量、保存状態、色彩の豊富さ、色鮮やかさ、どれをとっても、化石セブン史上最高の珪化木（Petrified wood）/中生代三畳紀（2億5100万 -- 1億9500万年前）化石セブンスマホ専用サイト

久々に、とんでもない珪化木が登場しました！こちらは珪化木のブランド産地、米国アリゾナ州産の最高品位の珪化木です。直径最大部が３８センチ、最厚部は約６センチ、重量は１４ｋｇという、通常ではまず見られない、モンスターサイズの標本です。アリゾナ産ならではの素晴らしい赤褐色を呈しています。

「珪化木」とは文字通り、木が珪化（宝石化）したものです。木は時間が経つと腐敗し木屑になります。堆積環境によっては石炭へと変化する場合があります。石炭はエネルギーの塊ではありますが、見た目は真っ黒であり、コレクションには向きません。しかし、木の中でもごく一部が、長い時間をかけて珪酸塩鉱物と置換されることで、色鮮やかな珪化木へと変化するのです。ご覧のように、木の幹だったとは思えない様々な色を呈します。まさに木の宝石というべき存在です。

米国アリゾナ州は珪化木の世界的な産地として知られています。珪化木コレクターの憧れの地と言っても良いでしょう。なんと言っても、この鮮やかな赤褐色が特徴です。他の産地では見られない、非常に濃く明るい色で、初めて実物を見た人はその鮮やかさに心を鷲づかみにされるでしょう。写真はわざと色を控えめに映るように撮影しています。実物を見て、その美しさに驚いていただきたいからです。

赤褐色だけでなく、ご覧のように、さまざまなブラウンやホワイトまで、実にカラフルです。これもアリゾナ産の珪化木の特徴です。

ちなみに、赤褐色を呈するのは酸化鉄を含んでいるためです。表面は丁寧に研磨されており、美しい光沢が備わっています。断面を磨くと、発色がより鮮やかになり、赤や白、肌色などを楽しむことができます。

この大木の幹は中生代三畳紀の巨木でした。三畳紀と言えば、恐竜が大地を闊歩する以前の時代です。約２億年の歳月をかけて、このような鮮やかな木の宝石へと変化したのです。

こちらの珪化木の大きさは、実物をご覧にならないと、伝わらないかもしれません。直径最大部が３８センチという横幅に加えて、なんといっても最厚部が６センチという恐るべき厚みを兼ね備えています。珪化木は枚数を増やすために、薄く切り出されるのが一般的です。ところが、こちらの標本はそんな小細工は一切されていません。この存在感、迫力は、やはり実物を手にとっていただくしか実感できません。