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その希少性は計測不能!恐竜が地球に登場する直前の、大地の支配者の一人だった可能性がある、ディキノドン(Dicynodont)の顎骨の化石/中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはトップレベルの希少性を持つ、ディキノドン類の顎骨の一部です。ディキノドンの仲間は巨大な牙を有していますが、こちらは、その牙が収まっていたラインが残っている顎骨の化石です。


明瞭に保存された歯のソケットのライン。ディキノドンは現世のどの生物にも似ていない、奇妙な生物の一つです。およそ2億7000万年前(ペルム紀中期)に南米ではじめて現れ、その後2000万年間ほどグループとしての命をつなぎました。その巨大な牙に似つかわしくなく、彼らは草食動物だったと考えられています。


歯が収まっていたソケット部。ディキノドンの仲間は2000万年間の進化の歴史の中で、70以上の属に分化しました。ディキノドンは単弓類に属しており、爬虫類から進化した古い哺乳類の一つです。しばらくの間、どのように分類されるべきか、議論がされていました。当初、哺乳類のような爬虫類として説明されていましたが、最終的には哺乳類の最も古い祖先とか、原始的な哺乳類として分類されています。


単弓類は、ペルム紀の一時期、最大の陸上脊椎動物となり、食物連鎖の頂点に君臨していました。その後、新型の爬虫類である恐竜が登場し、その地位を奪われました。恐竜が登場し始めた三畳紀になると多くの単弓類は絶滅し、キノドントの仲間だけが残りました(キノドントは現世の哺乳類の祖先と考えられています)。


そんな生物史の間に登場したディキノドンですが、高度に発達した血管の痕跡などから、現世の哺乳類と同じく温血動物であった可能性が示唆されています。温血動物であったならば、現世の哺乳類のように活発に大地を走り回っていたかもしれませんね。


立体的に保存されています。


この標本はクライマックスはなんといっても、この歯が収まっていたソケット部が詳細に保存されている点です。


およそ97ミリ。恐竜が地球に登場する直前の、大地の支配者の一人だった可能性がある、ディキノドンの顎骨の化石です。


100円玉との比較。恐竜の化石よりも、圧倒的に希少です。

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価格:¥88,000

商品ID:ot3396

時代:中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前)

産地:Santa Maria, Rio Grande do Sul, Brazil

サイズ:9.7cm×8cm×6.5cm

商品説明:その希少性は計測不能!恐竜が地球に登場する直前の、大地の支配者の一人だった可能性がある、ディキノドン(Dicynodont)の顎骨の化石

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