こちらは中国湖北省で採集されたおよそ4億3千万年前の地層より採集されたウミユリの化石です。
ちょうど20センチ四方にカットされた角材で1825グラムほどあります。
ウミユリとは、一見植物のような風体をした棘皮動物です。根を海底や岩に張り、花のようなクラウンとそこから多数伸びた触手を用いて、プランクトンなどを捕食していました。現世にも棲息していることが判明して以来「生きた化石」としても知られています。
近づいてみましょう。ご覧のように茎やクラウンの断面が多数見られます。モザイクアートの如き味わいがあります。
長く伸びた棒のようなものは茎の部分で、丸い部分はその断面、あるいはクラウンの断面です。
こちらは裏面(非鑑賞面)です。研磨がやや甘く、光沢が備わっていません。
側面からご覧いただきましょう。およそ16ミリほどの厚みがあり、強度は申し分ありません。
20センチ四方。およそ4億3千万年のウミユリが多数保存された、面白い角材です。
価格:
商品ID:ot2986
時代:古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前)
産地:中国、湖北省
サイズ:20cm×20cm ×厚1.6cm 1825g
商品説明:およそ4億3000万年前のウミユリ(Crinoid)が多数保存された石灰岩の大判プレート
この商品は売却済みです。
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