ジュラ紀の発見された最古の鳥と言われる始祖鳥の精巧レプリカ標本をご紹介します。本標本は、始祖鳥化石の中でも大変評価が高いとされる『ベルリン標本』の精巧レプリカです。
幅約36.5センチ、高さ約44.7センチ、厚み1センチのプレート中央に、大きく位置するのが始祖鳥レプリカです。元になる化石の発見年は1876年あるいは1877年と考えられています。
頭部のアップ。非常に精巧です。
始祖鳥が発見されて以来、骨格化石は10ほど発見されていますが、これら全ての化石は、ドイツ・ゾルンホーフェン近郊の石灰岩堆積物中に見つかったものです。「ベルリン標本」と名付けられた本標本は、3番目に見つかった化石をかたどったものです。ご覧のように頭部が完全に残っています。それまでこれほどいい状態で発見された始祖鳥化石はありませんでした。
始祖鳥化石として最良の評価を得ているベルリン標本は、教科書や図鑑などでも掲載頻度の多い、有名標本とみなされていて、本物化石はベルリンのフンボルト自然史博物館にて保管されています。
本物化石に忠実に、細部まで精巧に表現しているのが本標本の特徴です。
始祖鳥の学名は、アルカエオプテリクス(Archaeopteryx)といいます。その名前は、『古代の翼』を意味しています。最初の始祖鳥化石発見の後、チャールズ・ダーウィンの進化論を弁護したことでも有名なトマス・ヘンリー・ハクスリー(イギリスの生物学者)が鳥類と恐竜類の類縁関係を唱えました。最も原始的で最古の鳥である彼らの存在は、進化生物学の分野において、長い間研究者の議論の的となっており、まだその議論は決着をみていません。
羽を広げた始祖鳥の全体像がよくわかります。プレートは凹凸感がありダイナミックな印象です。
羽部分を触ると、筋模様がよくわかります。1本1本の骨の構造や、風切り羽の跡がよくわかります。
こちら側も、繊細な羽の筋が。指で触れると凹凸感がしっかりと感じられます。
手との比較。ダイナミックで、展示映えするサイズです。
プレート標本の裏側は木製です。平らで滑らかな面に加工されており、展示がしやすいのが特徴です。
恐竜ファン、古生物コレクターであれば必ず押さえておきたい始祖鳥の存在。最も代表的な始祖鳥精巧標本を展示し、恐竜・鳥類の進化論議に思いを馳せてみませんか。
価格:
商品ID:ot298
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Solnhofen, Germany
サイズ:幅36.5cm 高さ44.7cm 厚み約1cm
商品説明:現在発見されている最古の鳥類、始祖鳥レプリカ標本の登場。プレート状で、鮮明な始祖鳥化石のフォルムを精巧に再現した本格レプリカ標本です。立てかけて展示ください。
この商品は売却済みです。
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