こちらはバルト海周辺国、リトアニアで採集された美しくバルティックアンバーのペンダントトップです。透明度が高い上に内部の虫を含んだ、素晴らしい標本。気泡も見えますね。
バルティックアンバーは世界で最も名の通った琥珀で、全世界の生産量のおよそ8割を占めるとも言われます。およそ4000万年前の非常に古い琥珀でありながら、透明度が高い標本も多く、宝石としてもよく知られています。生物起源の宝石としては他に真珠やアンモライトなどが知られていますが、最も歴史が古いのが、この琥珀でしょう。中世以前より王侯貴族に愛され、現世も多くのファンを獲得しています。こうも長きに渡って親しまれ愛でられた宝石が他にあるでしょうか。
本体、長い部分を計測して23ミリの立派なペンダントトップです。
内部には羽の脈まで保存された羽虫が内包されています。バルティックアンバーはおよそ4000万年前の針葉樹の樹脂が起源とされています。4000万年前といえばまだ類人猿さえも誕生していなかった時代。そんな人知を超えた古き時代の虫が内包されています。針葉樹の樹脂はもともと樹液です。樹皮の割れを修復するために内部から滲み出てくるあの揮発性の液体。虫たちにとって大変魅力なようで、多数の虫が群がります。あえなく樹液に取り込まれたそのまま樹脂、そして化石の内部に取り込まれたのが、こちらの虫入り琥珀というわけです。
後方よりライトを当てると、まさに琥珀色に輝きだします。
はっきりと写真に収まった触角。ぜひ20倍以上のルーペを使って御覧ください。
ルーペの世界は肉眼で見るのとは全く異なります。
100円玉。最古の宝石の一つ、琥珀を使ったペンダントトップです。
価格:
商品ID:ot2615
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Baltic Sea
サイズ:本体2.3cm×1.3cm×0.6cm 金具含め全体3cm×1.3cm×0.6cm
商品説明:最古の宝石の一つ!バルト海産の虫入り琥珀(Amber)ペンダントトップ(シルバーチェーン、高級ジュエリーケース付き。)
この商品は売却済みです。
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