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古代からのタイムカプセル!厚みがあるのにこの透明度!クモを内包した、大きなサイズのバルト海産虫入り琥珀(Amber)/新生代第三紀(6600万--260万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


これは世界で最も有名な琥珀、バルティックアンバーです。ご覧のように内部に虫を内包しています。


突然ですが、琥珀は化石であることをご存知でしたか。そもそも化石の定義とは何でしょうか。化石とは1万年以前の生物、あるいは、生物の生活していた様子(足跡や巣穴)などが地層などに埋没して自然状態で保存されてるものを指します(いくら古くても貝塚などの人の手が加わったものは化石ではありません)。琥珀は針葉樹の樹脂が化石になったものです。樹脂は木が傷ついたときに、内部から染み出して傷を埋める血小板のような役割があります。生物の一部であり、それが埋没して自然状態で保存されていたものですから、まさに化石と言えるのです。


樹脂というとイメージが湧きにくいかも知れませんが、もともとは樹液です。刺激性の匂いを持っていて虫たちが集まってくるあの粘着性の液体です。カブトムシやクワガタムシの採集をしたことがある人なら、ピンときますね。ロジンバッグ(滑り止め)にも針葉樹の樹脂が含まれています。あの独特の匂いは樹脂の香りです。


その樹液が虫を巻き込みつつ、樹脂となり、化石となったものが琥珀です。世界中の琥珀のおよそ8割がバルト海周辺から採集されているのをご存知でしょうか。バルト海は現世では海ですが、およそ4000から5000万年前には広大な森林が広がっていました。その当時の樹脂が化石となり、海の底に眠っているのです。嵐などが起こると、地下から琥珀が巻き上げられ、海岸に打ち上げられます。バルティックアンバーは別名、シーアンバー(sea amber)と呼ばれるのはそのためです。


4000年前ではなく4000”万”年前です。まだ類人猿さえも誕生していなかった頃の生物を内包して、現世へと届けてくれる、なんと素晴らしい存在なのでしょうか。琥珀は古代からのタイムカプセルという二つ名があります。琥珀は化石としては比較的柔らかいほうですが、内部に包まれている虫や植物片を守るには十分な強度があります。通常では保存されないような、虫の足や羽の脈まで保存されることがあります。


遠目でみると、黄金色の玉に見えます。古代の人々は琥珀を太陽エネルギーが凝集したものだと考えたそうです。太陽にかざすと眩しいほどに輝く姿を見てそう思ったのでしょう。


足まで保存されています。琥珀を観察するときはぜひルーペをお使いください。内部の小さな虫を観察するには倍率20倍以上のルーペをおすすめします。化石コレクターには必須のアイテムと言っても良いかも知れません。”マイルーペ”おすすめです。


100円玉との比較。100円玉2つ分のサイズですが、ルーペさえあれば、見どころ満載。根気強くいろいろな物体を探してみてください。

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価格

商品ID:ot2612

時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)

産地:Baltic Sea

サイズ:4.4cm×1.7cm×厚0.8cm

商品説明:古代からのタイムカプセル!厚みがあるのにこの透明度!クモを内包した、大きなサイズのバルト海産虫入り琥珀(Amber)

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