こちらはマダガスカル産の珪化木の化石です。珪化木とは木の幹が化石になったものです。
木の幹がそのまま保存されていることが分かるでしょうか。
一般に木は石炭になります。あの真っ黒い物体です。ところが様々な要因で、石炭化せずに、珪酸塩化するものがあります。それが珪化木なのです。珪化木の珪化とは、珪酸塩鉱物化という意味と、宝石化の2つの意味があります。
ご覧のように、純度の高い石英へと変化している部分があります。このように一部が美しい珪酸塩鉱物へと変化しています。
また、このあたりのように、非常に細かい石英系の結晶へと変化しているものもあります。これをメノウとかカルセドニーなどといいます。
このように全体が珪酸塩鉱物へと変化したものを、特別に珪化木と表現します。
こちらは裏面です。木の雰囲気を残している点が面白いですね。
この標本は特に比較的大きめの結晶となった透明度の高い部分があるのが特徴です。
メノウ化した部分もあり、見どころ満載。
そして側面は木の樹皮がそのまま化石として残存しています。
幹の形が保存されている点も楽しいですね。
コレクションとして展示するももよし、インテリアとして飾っても良し。
直径最大部124ミリ。
100円玉との比較。専用スタンドで立てて展示することもできます。
価格:
商品ID:ot2569
時代:中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前)
産地:Madagascar
サイズ:12.4cm×10.9cm×厚4.7cm 785g
商品説明:大結晶あり、潜晶質の結晶あり!約2億5千万年前の樹木の幹が宝石化した化石、珪化木(Petrified wood)
この商品は売却済みです。
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