こちらはマダガスカル産の木の幹の化石、いわゆる珪化木です。しかも、なんとも珍しいのが、緑色を呈すること。
写真右上を御覧ください。ダークグリーンを確認できます。珪化木は鉄分などが入り込み、赤くメノウ化することが多いのですが、グリーンを呈するのは非常に珍しい。ヘビーコレクターであれば、その価値をお分かりなることでしょう。
結構な広範囲に渡ってグリーンが散見されます。
珪化木とは木の幹が化石化したものです。通常、木は長期間堆積すると炭化して石炭になります。ところが一部の木は珪酸塩鉱物に置換され、珪化されます。珪化とは宝石化のことで様々な色を呈します。燃やしてもエネルギーを生成しない代わりに、こうして美しい姿で我々を楽しませてくれます。
裏面はラフにカットされていて磨かれていません。
丁寧に面を磨くことで色が強調され濃く見えるのです。
緑だけでなく、白、ピンク、茶など実に様々な色が混在しています。これは様々な珪酸塩鉱物が混じっていることを意味しています。
もともとは確かに木であったことを証明する木肌。完全に石化しているため冷たくカチコチです。感触は木のそれではありません。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って展示してください。
価格:
商品ID:ot2513
時代:中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前)
産地:Madagascar
サイズ:10cm×8.5cm×厚0.9cm
商品説明:ヘビーコレクターほどその価値が分かるはず、グリーンっぽいブラウンを含む、宝石になった樹木の幹、珪化木(Petrified wood)
この商品は売却済みです。
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