こちらは密かな人気を博しているマニアックシリーズです。神戸層群から採集されたニレバケヤキ(ムカシケヤキ)の葉の化石です。
ニレバケヤキは葉の輪郭がギザギザになっていて、葉脈がそれに沿って入っている、という特徴があります。本標本は好例と言えるでしょう。ニレバケヤキはやや湿度の高い環境に自生していたと考えられているケヤキです。こちらの標本は神戸層群から採集されましたが、国内の様々な地層から発見されていることから、新生代古第三紀に津津浦浦に生えていた木だと思われます。こちらの標本は、美しいライトブラウンが特徴的。
神戸層群は淡路島の北部から神戸西区三田あたりまで広がっている、主に新生代古第三紀の始新世末期(およそ3800万年前)から漸新世(およそ3000万年前)にかけての地層です。
葉脈がはっきりと保存されています。
シルトと思われるキメの細かい堆積岩に入り込むように、複数の葉の化石が見られます。
主脈、側脈、いずれもよく保存されています。
100円玉との比較。
価格:
商品ID:ot2452
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:兵庫県 日本
サイズ:母岩含め全体9.5cm×5.7cm×厚1.5cm
商品説明:マニアックシリーズ!主脈、側脈がはっきり見える上質の保存状態。兵庫県神戸層群で採集されたニレ科、ムカシケヤキの葉化石
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