こちらは北海道産のメタセコイアの化石です。メタセコイアという名前を聞いたことがありますか。メタセコイアはスギ科に属する植物で、古代に絶滅した化石種だと思われていたのですが、1945年に中国の四川省で発見され、現世に存在することが明らかになりました。ゆえに、「生きている化石」あるいは「生きた化石」と言われます。
こちらは北海道の新生代中新世の地層から採集されたメタセコイアの葉の化石です。メタセコイアの葉には特徴があります。左右に二列に対になっていて、先は尖っています。一見すると鳥の羽のように見えます。写真中央にその姿をはっきりと捉えることができます。
メタセコイアの葉が多数、存在する群集化石です。
こちらの側にも。
赤いのは赤鉄鉱です。
ここにもメタセコイアを発見。
横から撮影。冒頭の通り現世にも存在することがわかったメタセコイアは、昭和20年代に日本にも輸入され、今では公園などで見ることができます。実はあなたの街の公園にも生えているかもしれません。メタセコイアは巨木に成長します。ぜひお近くのメタセコイアを探してみてください。
100円玉との比較。メタセコイアの葉の輪郭をはっきりと捉えることができる群集化石です。
価格:
商品ID:ot2450
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:10.9cm×4.8cm×厚2.5cm
商品説明:北海道の中新世の地層から採集された、生きた化石「メタセコイア(Metasequoia)」の葉の化石。葉の輪郭がはっきり見える!
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