こちらはブラジル産の古代魚、タッリアス・アラリピスの化石です。2体が同居したマルチプレート化石です。写真を見ると、4体のように見えますが、一方は型が取られた、いわゆるネガティブサイド。ブラジル産のサンタナフォーメーションから採集される化石によく見られる産状です。
鱗まで保存されていることがお分かりでしょうか。
ノジュールという岩体のなかで保存されてきた化石です。ノジュールは化石を守るように発達するため、保存状態が良いケースが多いことで知られます。
ノジュールとは、生物が死骸となったのちアンモニアが発生し、水に含まれる炭酸カルシウムと反応し、死骸のまわりに集積しボール状になったものです。
ゆえに1億年以上前の、極めて古い古代魚の化石でありながら、眼窩底やエラまで保存されています。
鱗などは一枚ずつ確認できるほどです。
尾ビレもご覧の通り。
スタンド置きにすると、丸みを帯びたノジュールを安定的に展示することが可能。
どちらを展示しても絵になります。
こちらはノジュールの表面側。
もとは一つの岩塊です。
ノジュールは鏡のような対称形となります。
価格:
商品ID:ot2237
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体直線距離14cm 13.8cm 母岩含め全体20cm×18cm×厚5cm 2870g
商品説明:ノジュールに守られて1億年をトラベル、ネガポジ揃っています!ブラジル産白亜紀の古代魚、タッリアス・アラリピス(Tharrias araripes)
この商品は売却済みです。
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