こちらは恐竜時代の琥珀として知られるビルマ産の琥珀、通称バーマイトです。現在のミャンマーで採集される古い琥珀です。
こちらはゴキブリと思しき虫が内包されている希少な標本です。
脚が分離していますが、これは虫入り琥珀の生成過程を考えますと、自然なことです。琥珀は古代の針葉樹の樹液がもとになっていますが、粘性のある樹液に取り込まれた虫がもがいて逃れようとして一部が分離することがあるようです。ナチュラルな化石ならではの保存状態ということもできます。
ゴキブリと思しき虫のサイズはなかなかのもの。
肉眼で十分視認ができます。
ビルマ琥珀は1億年前の針葉樹の樹脂が起源となっている、世界的に見てもとても古い琥珀の一つですが、個体によっては透明度は比較的高く、光を当てると、ご覧のように虫がシルエットになって浮かび上がります。
分離した脚。突起がはっきりと保存されています。外部の環境と遮断され風化を受けにくい琥珀の内部で保存されなければ、こうはいきません。琥珀は古代からのタイムカプセルといいますが、まさにそれを地で行く化石です。
翅脈まで保存された羽。
100円玉とほぼ同サイズの保存状態の良いビルマ琥珀です。希少なゴキブリと思しき虫が内包された希少品です。
価格:
商品ID:ot2160
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:2.1cm×1.7cm×厚0.5cm
商品説明:恐竜時代のゴキブリが閉じ込められた琥珀。希少なビルマ琥珀、バーマイト(Burmite)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる