こちらは国産の琥珀の化石です。
木目の細かい岩石の間隙を縫うように、琥珀が保存されています。
琥珀とは針葉樹の樹脂が固化し、数百万年、数千万年という途方もない長い時間をかけて化石となったものです。
琥珀色と言われるように、独特の色を呈します。透明度のある黄金という表現が一番近いかもしれません。
岩石の間を縫うように琥珀が保存されている点が非常に面白く、樹脂が部分的に泥や土などに落ちた後、化石化したものと思われます。この標本の産状は特殊でなかなか興味深いものがあります。
よく見ると微細ではありますが、細かく琥珀が点在していることがわかります。
100円玉との比較。琥珀は世界中の地域から採集されますが、地域ごとに特徴が産状が異なる点が非常に面白いです。こちらの兵庫県産の琥珀はその中でも、かなり個性的な標本といえます。
価格:
商品ID:ot1956
時代:新生代(6600万年前 -- 現在)
産地:兵庫県 日本
サイズ:全体5.4cm×2.2cm×1.9cm
商品説明:面白い産状。岩石の間を縫うように点在している琥珀(Amber)。兵庫県産。
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