こちらは古生代を代表する頭足類、オルソセラスの殻の化石です。
オルソセラスは和名で直角貝と言われています。文字通り、直線的な殻を持っています。頭足類といえば、アンモナイトが有名ですね。アンモナイトは一つ後の時代である中生代になって現れます。このオルソセラスはアンモナイトの祖先的な存在と言えるでしょう。
同時期にはアンモナイトのように平巻き型のゴニアタイトがいました。ゴニアタイトと同じ点は縫合線がシンプルである点です。縫合線(ほうごうせん)とは殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。この写真でも縫合線が確認されます。
裏面は平らにカットされています。小さなオルソセラスの陰影のような化石が残されている点が面白いですね。
100円玉との比較。古生代を代表する頭足類であるオルソセラスの化石です。シンプルな縫合線が特徴です。
価格:
商品ID:ot1900
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:母岩含め全体10.4cm×5.8cm×厚2.6cm
商品説明:モロッコ産、デボン紀直角貝ことオルソセラスのポリッシュ化石。平置きで安定的に展示できます。
この商品は売却済みです。
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