こちらはマダガスカル産の虫入りコーパルです。こちらがこの標本に内包されている虫の一つです。
もう一度よくご覧ください。翅脈、脚、脚の毛まで保存されています。ぜひルーペを用いて御覧ください。
マダガスカル産のコーパルは細長い形状をしたものが多いのですが、こちらの標本はその典型例です。
肉眼では黒い物体に見えたもの。それは実は虫なのです。
最も大きな虫は7ミリほどあるため、肉眼でも視認が可能です。
この角度からご覧いただくと分かりやすいと思います。中央の黒い物体がかなり大きな虫です。
3匹の群集。
こちらには翅を大きく広げた羽虫が居ます。
コーパルは針葉樹の樹脂が半化石化したものです。樹脂には虫を惹きつける成分が含まれています。そうして集まった虫を粘土の高い樹脂が巻き込んで土中に埋没し堆積したものがコーパルと言えます。コーパルは堆積期間が比較的短いもの(長いものでも100万年程度)で、より長く堆積し完全に化石化したものが琥珀です。
無数の虫たちがコーパルのなかに内包されています。
ルーペを通して広がっている世界は肉眼で見たものは全く別です。虫がまだ生きているのではないかと思うほど良好な保存状態を保っています。
100円玉との比較。7ミリもある大きな虫を初めてとして20匹以上の虫が内包されたマダガスカル産のコーパルです。
価格:
商品ID:ot1812
時代:新生代(6600万年前 -- 現在)
産地:Madagascar
サイズ:15.7cm×2cm×1.5cm
商品説明:7ミリもある大きな虫をはじめとして20匹以上の虫が内包されたマダガスカル産のコーパル
この商品は売却済みです。
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