こちらはバルト海産の虫入り琥珀です。内包されている虫は、ユスリカ。幼虫が体を揺するように動かすことから名前がつけられたと言われています。”揺すり蚊”。
こちらの琥珀の特徴はユスリカのシルエットに尽きます。虫以外に内包物がほとんど見当たりません。基質の透明度が非常に高いため、光が当たると、ユスリカがシルエットとして浮かんできます。
わずかに星状毛らしき内包物がみえます。
琥珀は全体で16ミリほどあります。
決して小さくないサイズの琥珀のなかに、極めて保存状態の良いユスリカが含まれています。光を後ろからあてなくてもはっきりと視認可能。もちろんルーペを用いればなお楽しめます。
御覧ください、この基質の透明度。
翅脈まではっきり見えます。
皆さん、触覚に毛がわんさかと生えていることをお気づきでしょうか。拡大すると、ご覧の通りふさふさです。雄は、特に毛がたくさん生えた触覚をもっていることから、こちらのユスリカは雄であると考えられます。
およそ4000万年以上前のユスリカが琥珀に守られ、現代までタイムスリップしてきたかのようです。
100円玉より一回り小さいサイズ。極めて保存状態の良いユスリカが内包されています。
価格:
商品ID:ot1781
時代:新生代(6600万年前 -- 現在)
産地:Baltic Sea
サイズ:1.6cm×1cm×厚0.4cm
商品説明:およそ4000万年前のユスリカが極めて良好な保存状態で内包されたバルト海産の琥珀
この商品は売却済みです。
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