こちらは、古生代デボン紀に棲息していた甲冑魚の皮膚の化石です。甲冑魚とは甲皮類と呼ばれる魚類で、現世には生息していません。「ザ・古代魚」といった存在です。古生代に繁栄した生物で、ダンクルオステウス等が良く知られています。中生代に入る頃には絶滅しました。
甲冑魚は現世のどの魚類とも似ていません。頭部を守るために発達したと思われる硬い装甲板を備えていました。この化石はその装甲板の化石です。一定間隔で凹凸が並んでいます。
甲冑魚はこの装甲版を除けば、現世の魚と同じ柔らかい組織でできていました。ゆえに化石として残るのは基本的にこの装甲板の部分になります。
とはいえ、装甲板であっても甲冑魚の化石は大変希少で、めったに手に入るものではありません。
しかも、表面のテクスチュアが完全に残されたパーフェクトな標本です。
こちらは裏面。裏面には表面のような凹凸部は見られません。
普通距離で見るとこのような感じ。
近づくと、また違った世界が。ぜひルーペでもご覧になってください。
100円玉との比較。希少な甲冑魚の装甲板の化石です。
価格:
商品ID:ot1685
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:3.4cm×3.3cm×厚0.4cm
商品説明:ベリーレア!古生代デボン紀の甲冑魚の皮膚(装甲板)の化石。専用保存ケース付き。
この商品は売却済みです。
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