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世界有数の化石の名産地、ブラジル・セアラ州サンタナ層産、中生代白亜紀の絶滅古代魚ビンクティフェルの全身化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


皆さんは「世界有数の化石産地を10個挙げよ」と問われたなら、どの地域を推しますか?エディアカラ、バージェス頁岩、メゾンクリーク、ボルティア砂岩、ホルマーデン頁岩、モリソン層、ヘルクリーク累層、ゾルンフォーフェン石灰岩、ランチョ・ラ・ブレア、そして外せないのが、本標本の産地、ブラジル・サンタナ層ではないでしょうか。きっと、どの人が選んでも、サンタナ層は上がってくると思われます。


こちらの化石は絶滅古代魚ビンクティフェルの全身化石です。現世のオニカマス(別名バラクーダ)のような砲弾状のするどい魚形が最大の特徴です。


ビンクティフェルの魚鱗は大変特徴的で、上下二段に分かれています。写真中央下で明確な境界線があることがお分かりでしょうか。


そして魚鱗一つ一つが非常に大きく分厚い。サンタナ層からはヘビやワニなどの化石も発見されています。天敵から身を守る術として進化したのかもしれません。


ブラジル・サンタナ層は中生代白亜紀の地層です。水棲生物の非常に良質の化石を産することで世界的に有名で、学術研究の発展に多大なる貢献をしています。中生代に入って植生に大きな変化がもたらされます。被子植物の登場です。巨大な植食恐竜らが多数現れたこの時代、植物を身を護る必要がありました。被子植物は花粉を昆虫によって運ばせることで広範囲にすばやく植生を広げることに成功しました。この地球史のなかでも革命的な進化を化石として記録していたのが、このサンタナ層なのです。サンタナ層から産する化石は白亜紀の植物、昆虫、爬虫類など汽水域における食物連鎖を構成するほとんどの生物を網羅しているのです。


この分厚い魚鱗を持つビンクティフェルのその食物連鎖の上位に位置した肉食魚であったと考えられています。


尾ビレ。


長さ44センチ。流線型の魚形から相当高速で遊泳できたと考えられています。


裏面。もとはノジュールです。ノジュールとは、魚が死骸となったのちアンモニアが発生し、海水に含まれる炭酸カルシウムと反応し、死骸のまわりに集積したものです。


スタンド置き。化石が映える。





100円玉との比較。サンタナ層から新たに化石がブラジル国外に輸出されることはありません。今入手できるのはこちらの標本のようなオールドコレクションだけです。非常に希少な逸品です。

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価格

商品ID:ot1606

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Ceara, Brazil

サイズ:本体44cm 母岩含め全体幅44.5cm×奥行10cm×厚5.2cm 2390g

商品説明:世界有数の化石の名産地、ブラジル・セアラ州サンタナ層産、中生代白亜紀の絶滅古代魚ビンクティフェルの全身化石

この商品は売却済みです。

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