こちらは新潟産のメノウの標本です。鉱物です。
メノウとは石英を主とした岩石です。メノウライクな構造をもつ岩は堆積岩にも存在しますが、古典的というか狭義の意味で言えば、火成岩の一種です。こちらは産状からいって火成岩と考えられます。
メノウはマグマなどの超高温の岩石が冷却されるプロセスで生成する空洞などに珪酸塩鉱物を含む水溶液が流入することでできあがります。冷却の速度や水溶液に含まれる鉱物の種類や、流入の速度・回数などによってできあがる模様が異なります。
その多様性がメノウをコレクションする楽しみと言えるでしょう。本標本はわずかに透明性を持ったブルーとグレイの中間色が美しい鉱物が特徴です。
なんとも不思議な色合い。
じっと見ていても飽きません。
外側は皮のようになっています。先にこの皮のような部分ができあがり、空洞となった内部にあとからブルー・グレイのもととなる水溶液がゆっくりと沈着、固化したものと考えられます。
直径およそ7センチ、なかなかのサイズ。ブルーとグレイの中間色のような不思議な色合いをもったメノウです。
価格:
商品ID:ot1577
時代:Unknown
産地:Japan
サイズ:7cm×6.8cm×6.3cm
商品説明:ブルーとグレイの中間色に目を奪われる新潟県佐渡市産のメノウ(agate)
この商品は売却済みです。
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