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オランダ産ウーリー(ケナガ)マンモスの臼歯の化石。全形が残る良質品。/新生代第四紀(260万年前 -- 現在) 化石セブンスマホ専用サイト


オランダ産のウーリーマンモス(ケナガマンモス)の臼歯の歯化石です。


マンモスの臼歯は口のなかに常時4つほどありました。


我々人間は永久歯に生え変わると、二度と生え変わることはありませんが、マンモスの臼歯は6回ほど生え変わりました。最後の歯を使い終わると、植物を食べることができずに死を迎えていたと考えられています。


歯の入れ替わりの回数が決まっているという点ではデンタルバッテリー構造を持つ恐竜やサメと大きく異なります。写真下が歯茎に埋まっていた部分、上の平らな面が植物をすりつぶしていた歯冠部です。


ケナガマンモスは人類と密接な関わりがあった生物です。マンモス属には10の種がありますが、映画やアニメーションで描かれるマンモスは、まず間違いなく、このケナガマンモスです。現世のアフリカゾウ程度しか体毛が生えていなかったと思われる種も少なくありません。


その中で、ウーリーマンモスは最も新しい時代まで生きたマンモスと言えるでしょう。なんと数千年前まで生きていたと思われる痕跡があるほどです。


根本から撮影。マンモスの臼歯は徐々に削られていき、使用に耐えられなくなると、抜け落ちて、口の奥から押し出されてくる新しい歯と交換されました。


我々人類の先祖はウーリーマンモスの骨、牙、毛皮を使って、道具、住居、衣服を造っていました。また芸術品の材料にもなっていたようです。原因は明らかになっていませんが、1万年前頃に、マンモスの多くは絶滅の一途をたどりました。人間による狩猟、気候変動による生息可能地域の減少、疫病など様々な説がありますが、特定には至っていません。


硬いエナメル質とその周辺を埋めるセメント質で構成されています。硬い植物をすりつぶすための進化した構造です。





こちらはオランダ産の化石です。ヨーロッパでは古くから何世紀にもわたって巨大な骨や牙、歯の化石の存在が知られていました。当初は聖書に書かれている、巨人や獣の遺物として解釈されてきましたが、18世紀に入り、化学的に研究が進められ、マンモスの全貌が徐々に明らかになりました。ウーリーマンモスは現在ではアジアゾウに近い存在であったと考えられています。


100円玉との比較。全体がよく残された上質品です。

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価格

商品ID:ot1530

時代:新生代第四紀(260万年前 -- 現在)

産地:Netherlands

サイズ:18.5cm×13cm×厚6.8cm

商品説明:オランダ産ウーリー(ケナガ)マンモスの臼歯の化石。全形が残る良質品。

この商品は売却済みです。

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