直径最大部8cmに達する巨大なウニ化石です。しかも、素晴らしい保存状態です。ウニと聞けばついつい食べものとして認識してしまうのが、現代人?の悲しい性。いや、私だけか。
それはさておき、御覧ください!この保存状態。チャックのような構造の歩帯のディティールが見事に残されています。
チャック状の構造のところから管足と呼ばれる組織を伸ばして移動することができたと考えられています。それ以外の部分からは、皆様御存知の、あのウニのトゲが無数に生えており、体を守っていました。
ウニは棘皮動物に分類されます。棘皮動物には一つのわかりやすい特徴があります。それは、五角形をなすことです。歩帯が五角形を成していることが、この写真からもよく分かりますね。
それにしても、大きなウニです。現世のウニはムラサキウニで5cm程度。このウニはトゲが生えていたら12,3cmくらいにはなったでしょうか。
本標本の種名はHemipneustes sp.です。同種は、中生代白亜紀のヨーロッパ(オランダやベルギー)の地層から採集されます。本標本はベルギー産です。
モロッコ産のウニ化石は比較的マーケットで見かけることが多いですが、ベルギー産はいかがでしょうか?目にする機会がほとんどないのではないでしょうか。
しかも、この保存状態。
こちらは裏面。
100円玉との比較。直径最大部8cmに及ぶ、とても大きなウニ化石です。珍しいベルギー産。種名まで明らかになっています。
価格:
商品ID:ot1174
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Belgium
サイズ:8cm×7.5cm 198g
商品説明:デカすぎ!もう食べられません。白亜紀の巨大なウニの化石(Hemipneustes)
この商品は売却済みです。
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