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10年の社史で最大級!立派な成体のリーサル・ウェポンだったであろう、スピノサウルス(Spinosaurus sp.)の極長のハンドクロウの化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、あのスピノサウルスの、極めて巨大なハンドクロウ、手爪の化石です。どのくらい巨大なのか。ロングカーブ計測で186ミリ!繰り返します、186ミリです。間違いではないかと思い、何度か計測しましたが、186ミリで間違いなし。弊社10年の歴史のなかでも、過去最大級のスピノサウルスのハンドクロウなのです。


御覧ください、この凄まじい大きさ。ハンドクロウというのは、手の爪のことです。スピノサウルスは片腕の指先に三本の爪を持っています。その一つがこちら。この大きさであれば、紛れもない、立派な成体のものであったことでしょう。いや~、それにしても大きい・・・。


こちらはルート(根本)のセクション。指骨と接する湾曲したソケット部分が保存されています。つまり、欠けた部分がないことを意味しています。


そして、こちらがミドルセクション。中央に左右に走る溝がお分かりでしょうか。こちらはいわゆる血抜き溝で、爪本来の構造です。獲物を捉えた後、爪を肉からに抜きやすくする役割があります。


血抜き溝は先端まで続いています。ハンドクロウ(手爪)はフットクロウ(足爪)に比べると、先端が鋭く、細身で全体的にシャープな印象があります。獲物を狩るために進化した結果なのでしょう。


素晴らしいフォルム。惚れ惚れしますね。


ロングカーブ計測で150ミリ以上のハンドクロウはめったに出会えるものではありません。最大級と評してもおかしくない領域です。本化石はそれを大きく上回る186ミリという、驚きのサイズ。非常に立派な成体が持っていた特別なハンドクロウであったと考えられます。


しかも、この美しさ、この保存状態。化石セブンが自信をもってご紹介する、特別な化石です。


スピノサウルスについては、ヘビーコレクターの皆さんには今更、説明する必要もないかもしれませんが、下方にウンチクを掲載していますので、よろしければ御覧ください。


爪化石は歯化石と比べると、その玉数が非常に少ないです。理由は簡単で一体に片腕三本ずつしかないハンドクロウに対して、歯化石は顎に多数生えているのと同時に、デンタルバッテリーにより一生を通じて生え変わります。一方で、爪は一度折れると再生することはありませんでした。そんな理由があり、化石になる母数に大きな違いがあるのです。ディーラーであっても、簡単には手に入りません。出てきた時が仕入れ時、ハンドクロウはそんな一期一会のアイテムなのです。まして、このような巨大な標本となれば、何倍もの希少性を帯びてきます。


根本から撮影するとこんなに太いことが分かります。全体の印象はシャープで細身に見えるかもしれませんが、局所的にはどこも大きい。


実物は写真よりもさらに大きく感じることでしょう。


この先端にかけてのカーブが美しい。最後にやや強めに曲がっています。


直線計測でも17センチ近い。まさにモンスターサイズ。


両面ともに同程度の保存状態。サイズと保存状態を兼ね備えた、紛れもない一級品です。このクラスの化石は、次回の入荷はいつになるか分かりません。一期一会の化石です。

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価格

商品ID:di1267

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Algeria

サイズ:ロングカーブ計測18.5cm 周長13cm

商品説明:10年の社史で最大級!立派な成体のリーサル・ウェポンだったであろう、スピノサウルス(Spinosaurus sp.)の極長のハンドクロウの化石

この商品は売却済みです。

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