こちらは、ドイツのジュラ紀の地層から採集された黄鉄鉱化されたアンモナイト、プレウロセラスです。
黄鉄鉱化アンモナイトとは文字通り、殻全体が黄鉄鉱に置換された標本を指します。アンモナイトが死後、海底に埋没し、鉄分を含む地下水などが遺骸から発生するアンモニアなどと反応し、黄鉄鉱が生まれ、殻本来の成分である炭酸カルシウムやアラゴナイトなどと長い時間をかけて少しずつ入れ替わった姿だと考えられています。
黄鉄鉱化アンモナイトは、黄鉄鉱特有の黄金色を持ち、非常に美しいため、化石コレクターに根強い人気があります。このようなアンモナイトは一部の地域でのみ発見されます。ドイツやフランドには、良質の黄鉄鉱化アンモナイトが採集される地層が存在します。
裏面です。殻の一部に穴が空き、内部を観察できます。
直径最大部12ミリ。黄鉄鉱は鉄と硫黄が半々の化合物です。比較的酸化しやすいため、乾燥剤などといっしょに保管することをおすすめします。
100円玉との比較。ドイツ産の黄鉄鉱化アンモナイト、プレウロセラスです。
価格:
商品ID:an2431
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:Buttenheim, Germany
サイズ:本体直径1.2cm
商品説明:明瞭な肋(ろく)が美しい、ドイツのジュラ紀の地層より発見された黄鉄鉱化アンモナイト、プレウロセラス(Pleuroceras)の化石
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