こちらはまるまると太ったオウムガイのホール標本です。ご覧のように、いかにも典型的なオウムガイなのですが、残念なことに、産地や時代が明確になっていません。このままお蔵入りさせるのは、この化石が不憫でならない、ということで、サービスプライスでご提供させていただきます。なんと1kgを超える、特大の標本であります!
オウムガイは古生代に現れ、古生代末期の大量絶滅、中生代末期の大量絶滅を乗り越え、現在に至るまで生き残っています。その存在はまさに「生きた化石」と言えるでしょう。頭足類としては、極めてシンプルな構造をしており、進化の過程で多様な形態を取ったアンモナイトとは対照的です。アンモナイトは中生代末期に絶滅しましたが、オウムガイは数々の危機を乗り越え、現在まで生き延びることができました。一口に進化といっても外観だけではわからない複雑さ、深遠さを感じます。
オウムガイは他の頭足類、たとえばゴニアタイトやアンモナイトなどと比較すると、横に分厚く、丸みがあります。アンモナイトが「円盤」だとすれば、オウムガイは「ボール」と形容してよいほどです。
おっと、こちらにはわずかに遊色する箇所が!遊色層が残存していたようです。
1kgを超える重量、そしてボリューム。こんな立派な標本をお蔵入りさせるわけにはいきません。
側面から見ると、いかに分厚いかお分かりでしょうか。最厚部9センチもあります。
直径最大部121ミリ。
100円玉との比較。何億年もの間、命をつないできた生きた化石、オウムガイの標本です。
価格:
商品ID:an2409
時代:Unknown
産地:Unknown
サイズ:直径12.1cm 厚9cm 1065g
商品説明:1kg超えの特大標本、産地不明によりサービスプラスにてご提供!何億年もの間、命をつないできた生きた化石、オウムガイ(Nautilus)の標本
この商品は売却済みです。
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