こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスです。遊色層が保存されているため、光が当たると赤に輝きます。
アンモナイトの殻の表層部には、アラゴナイトで構成される遊色層があったと考えられています。この層は非常に薄いため、数千万年に及ぶ堆積の過程で剥がれてしまうケースが大半です。ところが一部の化石ではこのようにその部分が保存されている個体があり、時を経てもなお、その美しさを維持しています。
またアラゴナイトは堆積の過程で徐々に方解石へと変化するのが一般的です。そうすると遊色層も失われることがあります。
アンモナイトの遊色については、コラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。
肋(ろく)にそって光っています。
直径最大部47ミリ。
100円玉との比較。赤色を中心に強く輝くアンモナイトです。
価格:
商品ID:an1934
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.7cm 厚1.3cm
商品説明:濃い赤を呈する、白亜紀マダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる