こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスの遊色アンモナイトです。ご覧のように、七色に輝く上質品です。
両面ともに遊色する層が保存されています。しかも、こちらは希少色とされるブルー中心。マダガスカル産の遊色アンモナイトの色の特徴として、爽やかなエメラルドグリーンを呈するという点を強調したいと思います。マダガスカルは世界有数のアンモナイトの産地で、とくに、遊色アンモナイトの産地としては指折りです。
遊色アンモナイトの多くは、赤を中心としたものですが、中にはこのようなブルーに寄った色を呈する標本が存在します。
アンモナイトの殻のの表層部にはアラゴナイトを含む層が存在し、光があたると、各色に分解します。これを分光あるいはイリデッセンス(iridescence)などと言います。現実世界では、様々な可視光線が集まると白になります。太陽光線には様々な色が含まれていて、白に見えますが、アラゴナイト層を通過すると、色が分解され、赤、黄、青など、様々な色を呈します。
波長が短くあまりお目にかかれないブルー系の色。
この標本はブルーがよく出る。
100円玉との比較。蒸し暑さを吹き飛ばしてくれる爽やかな印象のある、マダガスカル産の光るアンモナイト、クレオニセラスです。
両面ともに保存状態に優れた上質品です。
価格:
商品ID:an1726
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径5.5cm 厚1.6cm
商品説明:爽やかなブルー、グリーンを呈する!ジェムのような輝き、両面異なる色合い、中生代白亜紀の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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