こちらはジュラ紀後期の地層から採集されたアンモナイト、アリエチテスの化石です。母岩一体型の味わい深い逸品です。全重量12キロに達する実に立派な標本で「ザ・化石」といった風合いがたまりません。
濃いブラウンをベースとした色合いが渋い。展示したときの落ち着きが素晴らしい。
ヘソまで保存されています。
アリエチテスはややゆる巻きで、シンプルなフォルムが特徴。いかにもアンモナイトらしい外観をしています。アリエチテスは非常に大きくなることでも知られています。
そして、こちらの縁部にもアリエチテスの特徴が見られます。縁部では肋(ろく)はなくなり、縦方向のラインに変わります。肋(ろく)は非常に深くゴツゴツしているものの、丸みを帯びています。
こちらは裏面です。他のアンモナイトと思しき部分化石が多数集積しています。展示の際は、こちらを底して平置き展示することをおすすめします。
100円玉との比較。この味わい、なかなか、他にはありません。半分だけアンモナイトが出ているのも面白いです。特徴的な深い肋(ろく)がハイライトとシャドウを強め見栄えがします。この写真では分かりやすくするため、ベーシックなライティングで撮影していますが、展示の際には鑑賞面に対して、斜めからライティングを当ててみてください。大きな化石でしか出せない深い陰影が現れ、渋い二枚目俳優のような味わいになります。
価格:
商品ID:an1658
時代:中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
産地:England
サイズ:本体直径21.5cm 母岩含め全体36cm×26cm×厚10.4cm 12kg
商品説明:12キロ、母岩含め36センチに達する特大サイズに加え、深い肋(ろく)が作り出す陰影が印象的な、アンモナイト、アリエチテス(Arietites)の化石
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