こちらはマダガスカル産のおよそ1億年前のアンモナイトです。中央でカットされたカット&ポリッシュ標本です。
直径145ミリの大判標本です。内部のセプタが露出した教科書通りの構造を楽しむことができます。
表側にはイリデッセンス(iridescence)を有する層が広範囲に残されています。かなり上質の遊色を楽しめます。
遊色する層はわずか数ミリしか存在します。その層が剥がれると縫合線がみえます。どちらも楽しめるお得な標本です。
遊色層の横に見える縫合線(写真右側)。※縫合線(ほうごうせん)とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。
白線の構造は隔壁(かくへき)と呼ばれ、アンモナイトの内部を仕切る、骨格のようなものです。
波打つ隔壁。珍しいタイプです。
隔壁によって囲まれた小部屋はそれぞれ独立した空洞でした。生息地は空気や海水が入っていたと考えられています。
アンモナイトは写真中央の渦の中心から誕生し、徐々に成長していきました。
中央でカットされた標本です。
縫合線はアンモナイトを鑑賞する際の一つのポイントとされています。新型である白亜紀のアンモナイトの縫合線は複雑です。
100円玉との比較。写真のようにスタンド置きで映える標本です。美しいカット面をご鑑賞ください。時々裏返してお楽しみください。
価格:
商品ID:an1536
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径14.5cm 厚1.9cm
商品説明:14.5センチの大判!遊色とカット面の両方楽しめす、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)のカット&ポリッシュ標本。
この商品は売却済みです。
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