マダガスカルの白亜紀の地層には、世界屈指のイリデッセンス(iridescence)アンモナイトが眠っています。こちらはその一つ。
殻の表層部に残されたアラゴナイト層が美しいイリデッセンス(iridescence)を呈します。イリデッセンス(iridescence)とは、光の干渉(かんしょう)により、アンモナイトの殻が様々な色に輝く現象のことです。
なぜこのように美しくアンモナイトが輝くのか。詳しくはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。
緑、赤、黄など様々な光を呈します。しかも、光があたるとナチュラルな蛍光性を持っていることが分かります。
こちら可視光線のなかで最も波長が短い紫が!しかも、かなりはっきりと。紫は遊色のなかでも希少色とされています。これ以上波長が短い光は文字通り、”紫”外線ということになります。
たしかに直径48ミリとサイズは大きくありませんが、光の濃さ、美しさは明らかに一級。
様々な色が四方から飛び出すような、ややカオス的な光り方も魅力の一つ。
それぞれの光が強い!
光の玉のようです。お気に入りの写真を何枚かご紹介します。
いかがだったでしょうか。1億年以上前の標本が今でもこんなに美しく輝く、というのは想像を絶する事ではないでしょうか。
100円玉との比較。美しい遊色を呈する、マダガスカル産のイリデッセンス(iridescence)アンモナイトです。
価格:
商品ID:an1527
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.8cm
商品説明:1億年前のアラゴナイト層が未だに現役!マダガスカル産ハイクラスの遊色アンモナイト、クレオ二セラス(Cleoniceras sp.)
この商品は売却済みです。
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