新年、最初の標本は国産のアンモナイトから。こちらは北海道の白亜紀の地層を代表するアンモナイト、テトラゴニテス(Tetragonites glabrus)と異常巻きアンモナイトであるポリプチコセラス(Polyptychoceras sp.)が同居した群集化石です。
こちらにはテトラゴニテスが複数個体、存在します。縁部が丸みを帯びているのテトラゴニテスの特徴の一つ。ふくよかな印象を受けます。
そして、こちらには異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラスが鎮座しています。ポリプロコセラスは直線と180度のターンを繰り返す非常に変わったフォルムをしています。
テトラゴニテスの殻には肋(ろく)と呼べるほどの凹凸はなく、非常になめらかです。こちらの標本は最外殻が残されており、美しい光沢を楽しめます。
北海道産アンモナイトらしい無骨な味わい。
北海道産アンモナイトの岩盤は総じて強固でクリーニングは容易ではありません。その割に、標本の保存状態は上々で、丁寧に作業が施されたことが分かります。
母岩含め4kgを超えるヘビー級の標本です。
ポリプリコセラスの面を楽しむのも良し。
テトラゴニテスの面を楽しむのも良し。定期的に鑑賞する面を変えることをおすすめします。
100円玉との比較。北海道産アンモナイトの見本市のようなマルチ標本です。
価格:
商品ID:an1495
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:テトラゴニテス(8.2cm 5.9cm 5.5cm)、 ポリプチコセラス 15.4cm、母岩含め全体23.2cm×17.1cm×高12.8cm 4525g
商品説明:北海道苫前産アンモナイトの群集化石、テトラゴニテス(Tetragonites glabrus)、ポリプチコセラス(Polyptychoceras sp.)。苫前町霧立大曲沢。
この商品は売却済みです。
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