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二枚貝イノセラムス(Inoceramus sp.)の影に隠れた希少な異常巻きアンモナイト、エゾイテス(Yezoites sp.)。/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは北海道の白亜紀の標本です。中央に居座っているのがよくアンモナイトと採集される二枚貝、イノセラムスです。写真の最上部にアンモナイトがちょこんと載っているのがお分かりでしょうか。


実はこの標本の主役はこの異常巻きアンモナイトのほうです。こちらはスカフィテス超科に属するエゾイテス(Yezoites)です。Yezo(蝦夷)が付く属名からも分かるように北海道を代表するアンモナイトの一つです。


最近では海外のお客様からも多数のご注文をいただく北海道アンモナイト。国内よりもむしろ海外のほうが高い評価を受けている印象もあります。エゾイテスの殻には特徴があり成体になるにつれて、住房部(軟体部が棲む最も外側の小部屋)が中央からずれていき鉤状になります。本標本はかなりずれているため、成体と考えられます。


イノセラムスは大きくなる二枚貝で、存在感ではエゾイテスを圧倒しています。


このイノセラムスは脇役にしておくにはもったいないほどの保存状態です。


ただ、今回ばかりは希少なエゾイテスに注目をせざるを得ません。全形が良く保存されています。母岩とはほぼ分離しているものの、これ以上、クリーニングを施すにはリスクが高いかもしれません。


巨大なイノセラムスと同居している点にも価値があります。



エゾイテスはセノマニアン(白亜紀のほぼ真ん中)からコニアシアン(白亜紀後期)の間の地層から採集されます。


100円玉との比較。一見するとイノセラムスの標本に見えますが、実は端に希少な異常巻きアンモナイト、エゾイテスが隠れている、という面白い構図の逸品です。

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価格

商品ID:an1480

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:北海道 日本

サイズ:イノセラムス7.1cm エゾイテス1.8cm 母岩含め全体9.1cm×5.8cm×高4.6cm

商品説明:二枚貝イノセラムス(Inoceramus sp.)の影に隠れた希少な異常巻きアンモナイト、エゾイテス(Yezoites sp.)。北海道大夕張産。

この商品は売却済みです。

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