こちらは、マダガスカル産のオウムガイの化石です。
ボールのような丸みをもった殻のフォルムが特徴です。
一般にオウムガイはアンモナイトと似ていると言われますが、それぞれ様々な化石標本を多数見ていると、全く異なった生物だと分かるようになります。同じ平巻き型ではあるものの、オウムガイは開口部が異様に大きく膨らんでいます。また外縁部が丸みを帯びていて、とても”平ら”とは言えません。
外縁部のことを船の底にたとえてキール(Keel)と呼びますが、ご覧のとおり、とてもキールとは呼べないような丸みです。
同じ直径の一般的なアンモナイトの何倍もの厚みがあります。
そして、この驚くべき開口部のサイズ。
遊色を確認できる箇所あり。
オウムガイは現世にも棲息しています。現世のオウムガイも丸いキールと大きな開口部を持っていますが、それよりもさらにおおきな開口部です。古代種は現世種とは違いがあるようです。
100円玉との比較。直径およそ10センチに対して、厚みが9センチ。ほぼ球体です。
価格:
商品ID:an1459
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径10.2cm 厚9.1cm
商品説明:厚みがすごい!ほぼ球体の中生代白亜紀のオウムガイ(Nautilus)の化石。マダガスカル産。
この商品は売却済みです。
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